- はじめに
- 第1章 コミュニケーションの変容
- 1.1 100年早かった予言
- 1.1.1 「1907年の予想」
- 1.1.2 予言の実現
- 1.1.3 一緒にひとり
- 1.2 コミュニケーションのさまざまな様態
- 1.2.1 コミュニケーションメディアの諸特徴
- 1.2.2 コミュニケーションメディアの分類
- 1.2.3 テレビ電話への期待と失望
- 1.3 対面コミュニケーションのしんどさ
- 1.3.1 対面コミュニケーションという「無理ゲー」
- 1.3.2 対面コミュニケーションはなぜしんどいのか
- 1.3.3 人間関係の自由化
- 1.4 ソーシャルメディアのインパクト
- 1.4.1 繋がりのコントロールしやすさ
- 1.4.2 評価や好意の可視化
- 1.4.3 大規模で迅速な情報の共有
- 1.4.4 ソーシャルメディアの副作用
- 1.5 悲観と楽観
- 1.5.1 楽観
- 1.5.2 悲観
- 1.5.3 多面性を理解する
- 1.6 本章の結び
- 1.1 100年早かった予言
- 第2章 テクノロジーと人間の複雑な関係
- 2.1 テクノロジーによる人間の変容
- 2.1.1 吸血鬼 VS 流血鬼
- 2.1.2 変容的経験
- 2.2 鉄条網、AK-47、Facebook
- 2.3 銃は人を殺さないのか
- 2.3.1 幼児はテロリストよりも危険?
- 2.3.2 バンプストックは人を殺す?
- 2.3.3 なぜ銃を規制するのは難しいのか
- 2.4 テクノロジーと人間の「共生」
- 2.4.1 遺伝子と遺伝子の共生
- 2.4.2 遺伝子とミームの共生
- 2.5 寄生的テクノロジー
- 2.5.1 他の生物を利用する生物
- 2.5.2 人間を利用するものたち
- 2.5.3 ミームに利用される人間
- 2.6 テクノロジー中立論の間違い
- 2.7 本章の結び
- 2.1 テクノロジーによる人間の変容
- 第3章 コミュニケーションとは何か
- 3.1 情報通信としてのコミュニケーション
- 3.1.1 情報を0と1で表す
- 3.1.2 コミュニケーションの導管モデル
- 3.1.3 情報のエントロピーが大きい ≠ 情報が多い
- 3.1.4 導管モデルはあらゆるコミュニケーションの基礎になるか?
- 3.2 意思疎通としてのコミュニケーション
- 3.2.1 コミュニケーションと発信者の意図
- 3.2.2 意味の公共性
- 3.2.3 共同性を支えるもの
- 3.3 さまざまな生物のコミュニケーション
- 3.3.1 カブトムシの蛹のコミュニケーション
- 3.3.2 植物のコミュニケーション
- 3.3.3 群行動の創発
- 3.4 私たちを私たちにするもの
- 3.4.1 同調の問題
- 3.4.2 音楽、踊り、グルーミング
- 3.4.3 導管を作る
- 3.5 本章の結び
- 3.1 情報通信としてのコミュニケーション
- 第4章 楽しいインターネット
- 4.1 コンピューター文化のさまざまな側面
- 4.1.1 火星から来た蜘蛛の巣
- 4.1.2 コンピューターを解放せよ
- 4.1.3 ホビイスト、ハッカー、実業家
- 4.2 インターネットの誕生と発展
- 4.2.1 ARPANETからインターネットへ
- 4.2.2 ワールド・ワイド・ウェブの広がり
- 4.3 情報のコモンズ
- 4.4 本章の結び
- 4.1 コンピューター文化のさまざまな側面
- 第5章 情報コモンズの悲劇
- 5.1 勝者総取り
- 5.1.1 インターネット上の貴重な資源
- 5.1.2 プラットフォームビジネスとデータ経済
- 5.2 関心経済の副作用
- 5.2.1 監視とプライバシーの侵害
- 5.2.2 広告
- 5.2.3 承認欲求
- 5.2.4 エンゲージメント至上主義
- 5.3 有害でも止められない
- 5.3.1 依存とは何か
- 5.3.2 ゲーム依存
- 5.3.3 人間の脆弱性に付け込む
- 5.4 インターネットのイドラ
- 5.4.1 インターネットのもつバイアス
- 5.4.2 人間のバイアス
- 5.5 リテラシーは役に立つのか
- 5.5.1 リテラシーの必要性
- 5.5.2 リテラシーの限界
- 5.5.3 リテラシーの人間関係的な側面
- 5.6 断片的な世界に生きる
- 5.6.1 情報の生態系
- 5.6.2 ポストトゥルースの時代?
- 5.7 本章の結び
- 5.1 勝者総取り
- 第6章 人工知能はメッセージである
- 6.1 人工知能略史
- 6.1.1 人工知能の始まり
- 6.1.2 初期の人工知能に対する批判
- 6.1.3 ニューラル・ネットワーク
- 6.1.4 人工知能ブーム
- 6.2 メディアとしての人工知能
- 6.2.1 人工知能が使われる場面
- 6.2.2 人工知能はどのようなメディアなのか?
- 6.3 人工知能というメッセージ
- 6.3.1 近代化と二つの文化
- 6.3.2 測定のプレッシャー
- 6.3.3 リスク分析文化
- 6.4 人工知能の落とし穴
- 6.4.1 システムには思い込みが埋め込まれる
- 6.4.2 どういう意味で「正確」なのか
- 6.4.3 信頼関係への影響
- 6.5 本章の結び
- 6.1 人工知能略史
- 第7章 コミュニケーションの未来 VR、アバター、ロボット
- 7.1 一人でいることのしんどさ
- 7.1.1 孤立化が進む社会
- 7.1.2 孤独と不信のループ
- 7.1.3 ループから抜け出すには?
- 7.2 世界と自己を拡張する技術
- 7.2.1 アバター、VR、メタバース
- 7.2.2 アバターによるコミュニケーションのメリット
- 7.2.3 さらに安全なコミュニケーション
- 7.3 解放か、あるいは剥奪か
- 7.3.1 剥奪の言説
- 7.3.2 VR、ソーシャルロボットを擁護する
- 7.3.3 気をつけるべきこと
- 7.4 本章の結び
- 7.1 一人でいることのしんどさ
- エピローグ 情報技術とどう向き合うか
- 謝辞
- 参考文献
- 索引